相鉄グループでは、地域経済の活性化を重要な社会課題として位置付けています。沿線地域が抱える社会、環境課題の解決を通じて新たな事業機会を創出し、鉄道の都心乗り入れや沿線開発を活用して顧客獲得の機会を増やしていくと同時に、地域の雇用創出やエネルギーの地産地消を推進し、地域経済の持続可能な発展を目指しています。さらには生活様式や事業環境の変化に応じた新たな商品やサービスの提供を通じて、地域経済の活性化に寄与していきます。
相鉄グループは、経営理念、マテリアリティ「魅力ある地域の発展と共創」、および第7次中期経営計画に基づき、以下の重点領域に優先的にコミュニティ投資を行います。
重点領域は、①環境、②地域経済、③多様な価値観です。
これらの領域は、沿線まちづくり戦略における移動・モビリティ、子育て支援、シニア支援、健康・ヘルスケア、エリアマネジメント、デジタルプラットフォーム、オープンイノベーション等の重点テーマと連動しています。
個別案件の選定にあたっては、沿線地域の社会課題・ニーズ、事業戦略との整合性、地域パートナーとの共創可能性、地域社会および当社グループ双方への中長期的価値創出の観点から評価します。
選ばれる沿線の創造のため、グループ一体となって沿線の開発・活性化を進めています。
沿線活性化策の一つとして、沿線のイメージアップや居住促進を目的に、沿線の魅力の一つである自然の中での上質な時間の過ごし方を家族で体験していただくイベント「ヨコハマネイチャーウィーク」を、こども自然公園(横浜市旭区)で開催しました。
相鉄不動産では、横浜市が「持続可能な住宅地推進プロジェクト」として進める十日市場センター地区22街区事業において街づくりを進めてきました。
分譲マンション「グレーシア横浜十日市場」では、マンション共用部を「シェア共用部」として地域に開放し、「まちのツールボックスとまち保育」として継続的なエリアマネジメント活動を行っています。少子高齢化による地域コミュニティの衰退、子どもの居場所や子育て世帯を支える機会や拠点の不足といった地域課題の解決を促し、持続可能な街づくりを促進しています。
いずみ野線沿線地域においては2016年に横浜国立大学とフェリス女学院大学、および横浜市との四者連携覚書を締結しました。それぞれの有する人的・物的資源や知識などを活用し、沿線の諸課題解決に向けて取り組みを推進しています。
また神奈川県内の大学と、一般社団法人神奈川経済同友会の会員企業・団体の連携による人材育成を目的とした課題解決型研究コンペ「神奈川産学チャレンジプログラム」に、開始時から継続して参加しています。
グループ各社でも取り組みを進めており、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズでは、近隣に位置する神奈川大学との産学連携の取り組みとして、同大学学生とともに共同企画したステイプランを販売しました。