商品・サービスの質と安全性の向上は、ステークホルダーからの信頼を獲得し、当社ブランドの価値を高めるための重要な社会課題であると考えています。
相鉄グループ全ての事業において「安全」は根幹であり、最重要事項として事業を展開しています。運輸業においては、全てのお客様に安心してご利用いただけるよう、輸送の安全を確保する安全管理体制を構築しています。他の事業においても、安全マネジメントの強化を徹底し、お客様との信頼を築くための取り組みを推進しています。
相鉄グループのサステナビリティ取り組みの重要テーマに“お客様や従業員をはじめとした全てのステークホルダーとの信頼関係を構築し、社会へ貢献します”を掲げ、お客様のご期待に応える商品・サービスの提供やお客様対応を継続することによって、お客様満足を実現することを相鉄グループが中長期的に取り組むべき課題としています。
相模鉄道では全てのお客様に安心して相鉄線をご利用いただけるよう、安全対策に力を入れています。
相鉄グループのホームページでは毎年「安全報告書」を公開しており、事故を防止するためのさまざまな安全対策を実施しています。安心してご利用いただくための主な取り組みとして、相鉄線全駅へのホームドアの設置を進めてまいりましたが、2026年6月に相鉄線の全駅(全27駅)にてホームドアの設置が完了しました。また、全てのお客様が利用しやすいように、バリアフリー対応の券売機や自動改札機を導入しています。
相鉄アーバンクリエイツでは、障がいのある方にも安全に施設をご利用いただけるよう対策を行っています。
<事例>
大規模地震の発生時などは、長時間にわたり交通機関の運転が見合わせとなり、駅周辺に多くの滞留者が発生する可能性があります。このような場合にお客様の徒歩による帰宅を支援し付近の避難場所などをご案内するマップを配布しています。
相模鉄道では「相鉄沿線災害時帰宅支援マップ」について、新線開業に伴う新駅の情報を加えた改訂版を作製し配布しています。また、相鉄アーバンクリエイツや相鉄ビルマネジメントが会員所属している横浜駅西口共同防災管理協議会および一般社団法人横浜西口エリアマネジメントを含めた、横浜駅周辺の安全安心やにぎわい創出などに取り組む4団体は共同で「横浜駅周辺災害時帰宅支援マップ」を作製し、紙製マップの配置とともに、マップデータを公開しています。どちらもマップのみならずさまざまな防災情報を記載しており、日頃の防災意識向上にご活用いただけます。
相鉄バスでは、ドライバー異常時対応システムを搭載したバスを順次導入しています。このシステムは走行中、運転士に異常が発生した場合に作動すると、警告灯やクラクションで周囲に緊急停止を報知しながら、徐々に減速・停止させるものです。また、先進技術を利用して運転士の認知・判断・操作をサポートする衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置、車間距離制御装置といった安全支援システムの導入も進めています。
相模鉄道では、例年、踏切事故などの不測の事態を想定した異常時総合訓練を実施しています。このほか、津波対応訓練や関係機関と連携した粗暴犯対応訓練などを行っています。
相鉄バスでは、事故・災害対応訓練などを通じて、警察署や消防署などとの連携強化や役割の確認などを行っています。
このほか、安全安心なバス輸送追求のために、社員一人ひとりの安全取り組みに対する能力育成および安全意識の高揚を目的として、教育および研修などを実施しています。入社時の新入社員教育、定期教育、事故惹起者や高速バス担当者を対象とした事故防止教育など、関係法規、危険予知、心理的要因、車両特性および走行訓練などをテーマとした教育を実施しています。